目を閉じて静かな夜を待ち望んだ 心を閉じて奴らと過ごし続けた 嘘の海で禿げ頭に泳がされた いつの日でも何かに疲れてしまったように もっと単純なはずなのに もっと素直なはずなのに 僕の世界はここでは求められていないこと 僕が勝手に求めていること 僕はただ君といたいだけ 君にわかってもらいたいだけ 「それは違うわ! それは違うわ!」 静かな夜 君に責め立てられる 何故 君までが指示を与えようとするのだろう? もう偽りで惑わさないでくれ 一体 何を僕に期待しているのか? もっと素直に喋ればいいことなのに 僕は誰にも迷惑なんかかけてない つもりだけど… 騒がしい夜になりそうだ…
静かな雨は降り続け この辺りは何もない 俺はひとり立ち竦み ここから離れられない 雨の中から聞こえてくる 近くでみんな泣いている 目を凝らし探してみても 誰ひとり見当たらない 何故 俺がここにいる 何故 俺は雨に打たれ続ける みんなの泣き声に 俺は何もできない 夜空一面に星が 一瞬 見えた気がした どうにかなるだろう どうにかなるものさ 少し歩いてみよう
敵が見えないこの世界で 俺はおまえを責め立てる この苛着きを 取り敢えず簡単だから 何から何まで複雑すぎる 奴は俺の中ででかくなる わからない わからない だからおまえを責め立てる 馬鹿なおまえを責め立てる つまんない 情けない 逃げている 落ち込む努力に笑ってしまう いつでも自分がかわいくて仕方がない また奴が膨らみ続ける なんて平和な日々 なんて幸せな時間 気が遠くなるほど横たわっている だからおまえを責め立てる 取り敢えず責任を負ってもらおう つまんない 情けない 逃げている 早くしなければ…
嘘や偽りはもう飽きた 一人になりたいだけ 口先だけの真実なら 俺は帰って早く眠りたい 店先に並べられた百億のスタイル 売人捜して真実を手に入れる 夢の中は夢のこと 現実事実も夢のこと 彼女の嘘も夢のこと 彼女だって知っていた だけどあの娘に出来やしない あの娘は社会も知っていたから 俺はそんなもの見たくもなかった ただ それだけのこと 何が妥協 何が協力 小さな世界 セコイ世界 勿論 皆それぞれさ 勿論 やり口は自由なのさ そうだろ そうなんだろ なら 放っといてくれ こんな小さな世界で終わりたくないから 俺の世界の方が大きくて深いから 本当だよ… なんてね どうせすべては何もかも 夢のことなんだろう…
見栄を張ったカタツムリ 柔な角はアンテナかい? それとも俺を刺す為かい? 逃げ込む貝殻重そうで 大きさだけで競い合ってる
目覚めたんだ 突然 うんざりだ もう堪えられない 俺の中で本物だけの俺が目覚めたんだ 小さな欲望ならもう要らない すべては壊れる すべては崩れ落ちるのさ 早く行かなきゃ もう誤魔化せないから おまえだって知っていただろう こうなることが初めから 何を今更戸惑ってる おまえの望みを見せてあげるよ 俺の足下ですべてが瓦礫と化すのさ もうあまり時間がない おまえを連れて早く行かなきゃ 奴らが俺を求めてる でも 瓦礫の中から宝石だけは しっかり拾い集めておこうぜ さぁ俺は行くよ
いつでも どこでも繰り返したさ 違う 違うと叫び続けたのさ 結局どこも同じだった 結局いつも同じだった とうとう今夜ここまで逃げて 今でも何一つ変わらなくて それでも変えなきゃならないから 何かに駆られて走りもしたさ 何かに戸惑い歩きもしたさ だけど気付くといつもの繰り返し だらだら いつもの沈黙だった まったく最高級の馬鹿野郎だぜ 明日の笑いを使っちまう 昨日の怒りは消し去らない さぁ今夜こそ この場所から…
社会に唾吐き意気勝ってる 異議申し立てが減らなくて 「ロックだ ロックだ」と叫んでる 自己主張が激しくて 世間に目をむき 喰い付きまくる お前は何て恰好いい お前は何てイカしてるんだ でも さっき向こうのあの通りで お前の歩きを見かけたよ さっきあそこの裏通りで お前に似た人見かけたよ お前の喋ったその言葉 どっかの雑誌で見かけたよ お前と同じその意見 この前テレビでやってたよ それだけ嫌うこの社会に いつでもお前は守られてるのさ それだけ憎むあの人達に いつでもお前は許されてるのさ 口先だけは達者になって 不安を隠す術を心得たんだな 批判だけが長けてきて その人々に甘えてるんだろ
プラスチックの脳味噌じゃ うまく血液は流れない 合成樹脂の心臓じゃ タイトなリズムで疲れちまう 見ちゃいけないものに目がいって 聞いちゃいけない音に耳がいく 原因不明のこの刺激 記憶と感情 渦巻いて 社会と架空が入れ替わる 遂に気付いてしまったね やはり感じてしまったね ようこそ! 傷だらけで 抽象的で 交錯の世界に! ようこそ! 最高最低 困惑の感情の楽園へ!
救いの声を探し回った 闇の中で 奴らにも相当振り回された 混乱の中で 僕はひきつりながら どうにか どうにか あの夢の人との約束から逃げていた あの夢の人との繋がりを断とうとしていた 冬の雨の中を踊っていた ありふれた所で笑っていた そして いつも気にしてた どこか いつも馴染めない あの夢の人との信頼が失われていた あの夢の人への想いが薄れていた 喜びを伝えきれない わからない 苦しみをわかってもらない 誰にも 僕はひきつりながら どうして どうして あの娘の宝物に魅せられて あの娘のしぐさに惑わされて すべてはひとつ それらはとてもシンプルなはずなのに この世の出来事は当り障りなく つまり たったひとつのことだから あの夢の人との約束から逃げていた あの夢の人との繋がりを断とうとしていた え? 夢の人? それは当然 僕だろう…
ほら あの場所に俺がいる ほら あんな処で俺が俺になる前から ほら 俺がずっといるから…