悠時遺跡 原石 1987/10 〜 1992/07
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W

平成元年

寝ようと思った… 目覚めると変わっていた 次が始まった 次に目を向けよう そういうものだった 明日 目覚めるとすべては別のもの 気付くのか 気付かぬのか 変わっているのはわかっているが きっと 先を見ていこう あと3分だってよ 良くするさ 良くするさ きっと良くするさ 非常に危なく 危なく 危なく いつでも悩んでる馬鹿な人間

CM

コカ・コーラのさわやかなCMが流れる中 彼は彼女を切断する コカ・コーラのさわやかなCMが流れる中 少年は詩人を蹴り上げる コカ・コーラのさわやかなCMが流れる中 権力者は献金・裏金で私腹を肥やす コカ・コーラのCMを眺めてる俺 そして 見ている君 コカ・コーラのCMを造ってる俺 知らず知らずに造らされ戸惑っている君 正しいものなどありゃしない まったく平気なんだね そうなんだよ 何もかもが他人事なんだね なんだよ

不正

不正 不正 不正 いつでもそこらに転がっている 不正 不正 不正 アキラはいつでも泣いている 少し金ありゃ この世は平和 地道な努力じゃ いつまで納税

プラトゥーン

オリバー・ストーンのいる限り 何が戦争 何が平和 オリバー・ストーンのいる限り 人は人で 国は国 オリバー・ストーンのオナニーを 見ている俺が犯罪者

静かな一日

夢が終わって何もわからず たたずんでる君がいる 雨が降ろうが風が吹こうが 気にならない俺がいる 傷はつかなかった自らの解答 何も導かなかった自らの欲望 すべて笑っていたのさ すこし過ぎちまったのさ さぁ 今夜はゆっくり眠るとしよう…

自分

俺は何て真面目なのだろう ときどき嫌になる だけど俺だな

八〇年代

ぼくの80年代が終わろうとしている 何も信じるものがなかった すべてがビジネスだった ほとんどが死んでいた 馬鹿な奴らにはとても平和で幸せな時代だった 正直者にはとても とても とても 本当につらい時代だった そこには何もなかった きっと何も残らない 今 80年代が終わろうとしている しかし ぼくのものだった (肯定的な意味ではない−すべては事実) 別に次にも期待はしない 別に振り返るつもりもない そこが事実なのだ

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