10月28日女子美術大学に於ける早川義夫アコースティック・コンサートの時、お話させて頂いた○○○○です。あの時の写真が出来上がりましたので同封させて頂きます。
ご覧になられるとお分かりでしょうが、友人の○内○仁という奴なのですが、最近カメラを始めまして、そこそこの写真も撮っており期待していたのですが、結果はこのような情けないものになってしまいました。並んで撮って頂いたにも関わらず申し訳ありません。何もかも、あの○内の所為です。「お前にはカメラの才能はないんだから、次は絵で攻めろ」と忠告している今日この頃であります。
○内が言っていた「お前にとって神様みたいな人だろ」という言葉ですが、まったくその通りで、文章に興味を持ったことも、色々なロック・ミュージックに出会ったことも、本当に様々な影響を僕は○村さんから受けています。只の一ファンにこんなことを言われてもご迷惑でしょうが、○村さんがポールに、そして早川義夫さんに会われた時と、同じような日だった訳です。
お話した○ッキング・オンの面接の時などは、コーヒーカップが本当に小刻みに震えるほど緊張しましたが、あの日はとても不思議な日で、失礼な態度も含め素直な自分自身でした。緊張しなかったのが嘘のようです。自分でもとても可笑しかったです。丁寧に接して頂き、本当に有難うございました。
最近、早川義夫ばかりを聴いています。コンサート後に購入した『ひまわりの花』です。早川義夫を知ったのも○村さんの文章からですが、ジャックスを初めて聴いた時は“ラブ・ジェネレーション”と“堕天使ロック”以外、正直あまり来ませんでした。この二曲以外、極端に言えば僕には駄目でした。『この世で一番キレイなもの』もチェックこそしていましたが、聴きませんでした。ただ今回の『ひまわりの花』は、佐久間正英のプロデュースということと、“ラブ・ジェネレーション”“堕天使ロック”そして早くも前作のカバー(※勘違い…)などに魅かれ、ライブへと足を運びました。
コンサート後、僕が○村さんに聞いた「普段はバンドなんですか?」という間抜けな質問も、あとの音は要らないのでは…、という意味合いのものです。バンドによるあの『歌』、想像がつきません。初めて観たのですが、ボーカル・『歌』というものがこれほどに強い、凄い力なのかと、知る貴重な日となりました。意味としてではなく、言葉の一音一音が突き刺さってくる感覚。早川義夫の言うところの『歌』がそこにあり、巻き込まれてしまいました。とんでもない夜でした。会場で貰ったチラシの佐久間正英のコメントにもしびれました。
帰ってからジャックスを聴き直しました。“われた鏡の中から”が急に良くなりました。“マリアンヌ”も良かった。二枚目のA面にあたる部分に早川義夫が入っていないのもナルホドと感じました。
早川義夫は時代で括るような人ではありませんが、今回のアルバム『ひまわりの花』は、正しく今現在の早川義夫なのだと感じます。そして、今求められている音なのだとも思います。早川義夫はやはり『今』を捕らえる人なのでしょう。
とても不思議なのですが、リアルタイムで聴く人間に対し、現在の早川義夫は本当に素直に入ってくるのです。ジャックスの時よりも今の音の方が僕にはリアルです。そしてその音はきっと○村さんがジャックスを聴いた時の感触とは違うけれども、似ているものなのだと思います。
ライブで一番印象に残った“身体と心の関係”も『ひまわりの花』には入っていました。素晴らしかった。早川義夫は驚異です。僕は絶対支持します。
○村さんにあの日突然お会い出来てしまったので、以前から聞きたかったことが聞けず、とても残念な想いを後からしました。
『苺畑の午前五時』を読み終えた時は、神社で久美子の匂いが違っていたのは、あの文化祭に連れてきたアイツなのか、それとも別の劇団の奴なのかという疑問を、当時持っていたことを想い出しました。今は別にいいです。大人ですから。でも本当は、少し聞きたいです。
あと、仲井戸麗市氏について色々喋りたかった。一番信頼しているミュージシャンと言ったところで、悪いですけど、僕は信用していません。取り上げてくれた時は本当に嬉しかったのですが、一枚目を重すぎたと書かれていたことが、未だに僕の心には深く刻み込まれています。『絵』ですか? 僕の好きなのは『THE 仲井戸麗市 BOOK』で、次に『麗蘭』で…、なんてことをお話ししてみたかった。それに仲井戸氏にあとがきを書いて貰える関係など、本当に嫉妬してしまいます。まあ、あの日は早川義夫の日でしたから。
横浜で格好いい飲み屋をやってる女性が、「○村○策って性格悪いでしょ」と言っています。○村さんの歌手時代よくライブへ行かれていたそうです。僕が○ 村さんの文筆時代を、彼女が歌手時代の話を、その店でよくしています。面白いです。歴史ですね。機会があったら御本人もいかがでしょうか。
現在僕は、CD-ROMの制作を行なっていて、作品に『○ル○ラ○ンと○語で○ぼう(Mac/Win)』『○QUA ○ORLD/○美物語(3DO)』などがあります。まだ4タイトルしか作っていませんが、当分この世界でやっていこうと考えています。当面の目標として、 CD-ROMタイトルに作り手の個性を出そうと心掛けています。ロックです。早川義夫です。
最後に、この前もお願いした通り、早く小説を書いて下さい。ガッと売れて早く手の届かない所へ、行くちょっと手前あたりの印税で、是非今度飲みに連れて行って下さい。機会がありましたら、またお会いしたいです。
それでは今後のご活躍を期待しております。本当に有難うございました。