僕は別の世界へ来たようだった。 一体 どこから来たのか? そしてどこへ行くのか…? 意識とは何? どんな意味があるんだ? 様々な所を歩き回った。別の何かが見たかった。 しかし そこには何もなかった。 新しい世界さえ、結局何ひとつ変わらなかった。 退屈だ。何を見せられ 何をしろというのか? 僕の意識はこんな世界とは違うんだ。 果たして僕は誰なのか? 一体何者なんだ? そんなことを考えている この意識は僕のものなのか? なぜ 僕がここへやって来たのだろう? 自ら選んだのか? 誰かの意図したことなのか? とても不安なんだ。 「そんなことに理屈なんてないよ 何もないのさ」 「あんたがそこに居た そして居る それだけのこと 他には何もない」 「存在なんて在るようで無いようなものだろ 自分で作る他はないだろう そんなもん」 「みんな考えることだろう けれど誰にも結局判らねえ 所詮 手に入れことを納得する為の手段なんだろ 誤魔化しが多いのさ 自分の中にもよ」 「近付けけるとこまで近付くつもりさ アンタと一緒だよ」
※こんな台詞は1個も出てきません! 全編ノーカット! 7.5倍速バージョン!
フルスクリーン大画面でお楽しみ下さい! >>>>>>>>>>>>>>>>>
大学時代の学祭で映像コンテストがあり、ビデオカメラの貸し出しも行なってくれたのだ。あのVHSテープをそのまま入れるデカイやつだ。 で、映画好きの青年は、数少ない大学の友人に出演してもらって、車を持つ高校の友人を呼び出し移動スタッフとして運転をさせ、 ギターを弾けた別の友人には靴墨塗って黒人になってもらい、夜中にギター弾いて撮影したら隣から苦情が来たりして、 住込みで一緒に働いていた後輩を主人公に据え、朝刊終えて集合し、冬が始まる河原をひたすら歩かせたのだ。 ビデオテープ3本分をダラダラ撮って、まあ良くアリがちな、オフショットの映像の方が俄然面白かったんだけど、 そんな時にふと気付たんだよな…。 アレっ? シナリオって何!? カメラを返却してから、βとVHSデッキを使っての“イッセ〜のセッ!”での編集。 学祭バージョンは20分ぐらいあったのかな? その後の再編集バージョンは玩具パソコンの画像を入れたりして凝った感じだったんだけど、上からテレビを録画して、オジャンッ! 5年後に再チャレンジしたのが、この編集バージョン。どうせ話なんて伝わる訳が無い! ジミヘンの曲を丸々1曲載せて、5分間のPV状態に!